用賀喧嘩会

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用賀喧嘩会」(ようがけんかかい)とは、日本チーマーグループ、または暴走族である。暴走族の連合体「関東連合」の友好団体の一つ。

概要[編集]

東京都世田谷区の用賀・砧周辺を拠点とする。武闘派チーマーグループ「ブットバース」の初代メンバー(昭和49年世代)が引退後に、用賀中学出身者を中心にメンバーを集めて立ち上げたチームである。後に解散したチーマーグループ「TOP-J」昭和52年世代のメンバーも一部合流した。名称の通り暴走族色も強く、昭和53年世代以降は正式な暴走族を名乗り活動している。

「関東連合」の友好チームであるものの、単独チームとの名目もあったので90年代中頃までは「全日本狂走連盟」(全狂連)など城南地区の暴走族とも一緒に集会を行っている。90年代後半に起きた全狂連と関東連合の抗争では仲介の役割なども果たしたが、2000年初頭からはほぼ「関東連合一派」として関東連合と行動を共にしている。

芦花公園殺人事件[編集]

1998年4月26日午前1時40分頃、世田谷区粕谷一丁目の芦花公園内の公衆トイレにて、山梨県韮崎市内の食品製造販売業手伝い伊藤人支さん(40)が暴走族風の集団に刃物で左大腿部を刺され、病院に運ばれたが、まもなく出血多量で死亡した。成城署によると、この男性はその日知り合ったばかりの会社員の男性(38)と話をしていた所、数台のバイクで乗り付けたグループに襲われたという。男性らは2人で公園内の公衆トイレに逃げ込み、内側から鍵をかけて潜んでいたが、集団は金属バットなどでドアを叩き壊そうと外側から襲撃。しばらくしてバイクが去った音がしたので外へ出てみたところ、待ち伏せしていた若い男に刺されたという。もう一人の男性も重傷を負ったが「襲われた理由がわからない」と話している。

事件はいわゆる「おやじ狩り」の一種であり、同年7月9日に用賀喧嘩会の昭和55年世代のメンバーが傷害致死の容疑で逮捕されている。事件現場となった芦花公園は、同性愛者のハッテン場(ホモの逢引の場所)として知られており、デート中のホモなら警察にも行き辛いだろうと思っての犯行だった。なお事件は「自分らを見て逃げ出したので敵だと思った」「暗くて顔が分からなかった」「被害者が着ていた作業着が特攻服に見えた」などの犯人の言い訳が通り、敵対する暴走族を狙った「人違い殺人」として処理されている。