東伊豆町

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東伊豆町(ひがしいずちょう)は、静岡県伊豆半島東岸に位置するである。

地理[編集]

ファイル:Mount Amagi Panorama 20111016.jpg
浅間山近くより天城山と東伊豆町を望む

町は伊豆半島中東部にそびえる天城山の南東麓から海岸までを町域とし、急峻な地形であるため多くが山林で占められている。相模灘に面する海岸線は断崖が多く、荒々しい海岸となっている。住宅地は海岸付近に集中し、稲取地区が最も人口が多く、町役場が置かれている。

歴史[編集]

  • 江戸時代末期 - 稲取村、奈良本村、白田村、片瀬村、大川村が存在。
  • 1886年(明治19年)-4/22、白田村の天城山で硫黄鉱の採掘が許可される。
  • 1889年 - 町村制の施行により、稲取村が単独で自治体を形成。奈良本村・白田村・片瀬村・大川村が合併して城東村が発足。
  • 1903年(明治36年)-3/20、「静岡新報」、内務省地方局調査に基づき、稲取村を「村法の模範」と紹介。
  • 1920年12月 - 稲取村が町制施行して稲取町となる。
  • 1926年(大正15年)-3月、河津川水力電気㈱白田発電所創立。
  • 1954年(昭和29年)-2/28、稲取町の稲取婦人学級、文部省の実験婦人学級に指定、発足。
  • 1956年(昭和31年)-6月、稲取町の町営テングサ採集の海女ら250余人、採取賃上げを要求、一部の海女はスト突入。
  • 1959年5月3日 - 稲取町と城東村が合併して東伊豆町が発足[1]

人口[編集]

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東伊豆町と全国の年齢別人口分布図(比較) 東伊豆町の年齢・男女別人口分布図
紫色は東伊豆町
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

産業[編集]

観光温泉を主軸とした、第三次産業の従事者が町民全体の78%を占める。漁業従事者が多いように思われがちだが、全体の1%にしか過ぎない。農業林業も含めた第一次産業全体でも10%に届かない。

地域[編集]

  • 稲取地区
  • 白田地区
  • 片瀬地区
  • 奈良本地区
  • 北川地区
  • 大川地区

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学校[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

交通[編集]

鉄道路線[編集]

道路[編集]

バス[編集]

港湾[編集]

  • 稲取港 - かつては伊豆大島とを結ぶ高速船シーホークが運航されていた。

姉妹都市[編集]

国内[編集]

観光[編集]

イベント[編集]

雛のつるし飾り
毎年1月-3月頃、伊豆稲取を中心に行われる伝統行事。長女の初節句に雛壇の両脇に無病息災、 良縁を祈願して細工を吊すもの。地元の各家庭や、旅館・ホテルなどの観光施設を中心に、色とりどりの雛が飾られる。
詳細は 雛のつるし飾り を参照
蛍鑑賞
大川温泉の竹ヶ沢公園は鑑賞の名所。毎年6月頃に公園内の清流に蛍が舞う。
どんつく祭(稲取温泉)
毎年6月第1火・水曜日に行われる、弥生時代から伝わるといわれる奇祭。夫婦和合、子孫繁栄、無病息災を願い、どんつく神社神体である男根形の神輿が温泉街を練り歩く祭り。
潮風よさこい(稲取温泉)
7月最終金曜日、土曜日に2005年より行われているよさこいソーラン祭り。主に役場前の稲取港の会場で行われる。地元チームの他、主に関東地方のチームが参加して演舞をする。最後に各チームが大旗をするシーンが見もの。最後に花火の打ち上げも行われる。
御石曳き(おいしびき)
江戸城築城に使う石を切り出し港まで運ぶ様子を再現したもの。 1986年に始まり1998年に途絶えたが2008年11月に復活した。

東伊豆町を舞台にした作品[編集]

その他[編集]

東伊豆町は海に面し、山も崖崩れが起きやすい箇所が多いため、市町村防災行政無線が町全域に設置されている。それを使用して、毎日7時30分と11時、16時にメロディの時報を流している。

脚注[編集]

  1. 同年5月1日、総理府告示第225号「町村の廃置分合」

外部リンク[編集]

テンプレート:静岡県の自治体

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