奈良交通葛城営業所

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奈良交通葛城営業所(ならこうつうかつらぎえいぎょうしょ)は、奈良県葛城市忍海にあり、主に大和高田市明日香村をはじめとした奈良県中部の路線を担当している奈良交通バスの営業所である。2006年3月まではエヌシーバスの葛城営業所が併設されていたが、奈良交通に現在は統合され存在しない。最寄りの停留所は「忍海(おしみ)」。近鉄忍海駅の近くにある。

沿革[編集]

  • :五条営業所を合併する。
  • :エヌシーバス葛城営業所を併設する。
  • 2006年3月31日:エヌシーバス葛城営業所が本日を持って廃止され、路線や車両は、4月1日から奈良交通に移管される。

現行路線[編集]

リハビリセンター線[編集]

  • 70:八木駅 - 十市(とういち) - リハビリセンター
  • 71:橿原神宮駅(中央口) - 畝傍御陵前 - 八木駅 - 十市 - リハビリセンター(平日1本)

八木駅とリハビリセンターを結ぶ路線である。12月29日から1月3日とリハビリセンター休業日には運休する。橿原神宮駅発着は平日1回であるが、使いやすいようにダイヤが調整されている。

イオンモール線[編集]

平日15分間隔、休日12分間隔で運転されている。この路線専用のイオンモール・アルル回数券があり、5枚綴り1000円、1回あたり200円で乗車できる。この回数券は高田方面発着のものにも使用できる。

八木御所線[編集]

八木耳成線[編集]

  • 63:八木駅→十市団地→常盤町東→常盤町→八木駅(八木耳成循環外回り)
  • 64:八木駅→常盤町→常盤町東→十市団地→八木駅(八木耳成循環内回り)
  • 83:八木駅 - 十市団地 - 大泉東口
  • 84:八木駅 - 十市団地 - やわらぎの郷 - 大泉東口

耳成地区の鉄道空白地帯を埋めるために運行が開始された。

飛鳥線[編集]

  • 2:橿原神宮駅東口 - 和田町西 - 豊浦 - 甘樫丘(あまがしのおか) - 飛鳥大仏前 - 岡寺
  • 5:橿原神宮駅東口 - 和田町西 - 菖蒲町(しょうぶちょう)四丁目 - 川原 - 明日香観光会館前 - 岡寺前
  • 7:橿原神宮駅東口 - 和田町西 - 菖蒲町四丁目 - 菖蒲町四丁目南
  • 8:八木駅 - 橿原市役所前 - 小房(おぶさ) - 橿原神宮駅東口 - 和田町西 - 菖蒲町四丁目(1日2本)
  • 9:橿原神宮駅東口 - 和田町西 - 菖蒲町四丁目


  • 18:橿原神宮駅東口→和田町西→菖蒲町四丁目→川原→明日香観光会館前→岡寺前→飛鳥大仏前→甘樫丘→豊浦→和田町西→橿原神宮駅東口
  • 19:橿原神宮駅東口→和田町西→豊浦→甘樫丘→飛鳥大仏前→岡寺前→明日香観光会館前→川原→菖蒲町四丁目→和田町西→橿原神宮駅東口
    • 2006年3月27日:18、19の運行を開始する。

明日香村が運行委託をしていた金かめバスが、2006年に一部ルート変更に伴い廃止区間が発生した。このため、代替措置として運行が開始された。なお、運行本数は少なく、18は夕夜間、19は朝に数本運転が行われるのみである。

明日香周遊バス(赤かめ)[編集]

  • 15:橿原神宮駅東口→明日香小山→飛鳥資料館前→石舞台→岡寺前→飛鳥駅→檜前(ひのくま)
  • 16:橿原神宮駅東口 - 飛鳥資料館前 - 石舞台 - 岡寺前 - 飛鳥駅
  • 17:橿原神宮駅東口→飛鳥資料館前→石舞台→岡寺前
  • 20:健康福祉センター→飛鳥駅→檜前
  • 21:健康福祉センター→飛鳥駅
  • 22:健康福祉センター→石舞台→岡寺前→飛鳥資料館前→明日香小山→橿原神宮駅東口
  • 23:橿原神宮駅東口 - 明日香小山 - 飛鳥資料館前 - 石舞台 - 岡寺前 - 飛鳥駅

明日香村から委託されて運行している路線である。詳細はかめバスを参照されたい。

橿原団地線[編集]

  • 25:橿原神宮駅西口 - 南白橿(みなみしらかし)(朝、夜間のみ)
  • 26:橿原神宮駅西口 - 南妙法寺町(みなみみょうほうじちょう) - 南白橿
  • 27:橿原神宮駅西口 - 南妙法寺町(日中のみ)
  • 28:八木駅 - 橿原市役所 - 畝傍御陵前 - 橿原神宮駅西口 - 南妙法寺町 - 南白橿(1日2本)

高田イオンモール線[編集]

高田市内線[編集]

  • 25:高田温泉さくら荘→近鉄高田駅JR高田駅→天満診療所→高田市駅→近鉄高田駅→高田市立病院→吉本病院前→高田温泉さくら荘
  • 26:高田温泉さくら荘→吉本病院前→高田市立病院→近鉄高田駅→高田市駅→天満診療所→JR高田駅→近鉄高田駅→高田温泉さくら荘
  • 29:近鉄高田駅→JR高田駅→天満診療所→高田市駅→近鉄高田駅→高田市立病院→吉本病院前→高田温泉さくら荘
    • 2001年10月2日:上記系統を新設する。
    • 2006年4月1日:エヌシーバス葛城営業所廃止に伴い、奈良交通葛城営業所に移管される。

高田新家線[編集]

当麻新庄線[編集]

  • 41:近鉄高田駅 - JR高田駅西口 - 高田市役所前 - 尺土駅 - 磐城駅 - 当麻町役場 - 屋敷山公園前
  • 43:近鉄高田駅 - JR高田駅西口 - 高田市役所前 - 尺土駅 - 磐城駅 - 当麻町役場 - 社会教育センター - 屋敷山公園前 - 忍海駅

奈良文化短期大学線[編集]

平日土曜のみ運行される系統であり、奈良文化女子短大が休校の日は運転されない実質スクールバスである。近鉄高田駅発は、朝に集中し、短大発は午前、午後、夕方に運行される。

高田五條線[編集]

  • 60:近鉄高田駅 - 高田市駅 - 忍海 - 近鉄御所駅 - 小殿(おどの) - 栄山寺口(えいさんじぐち) - 五條バスセンター
  • 62:近鉄高田駅 - 高田市駅 - 忍海
  • 65:近鉄高田駅 - 高田市駅 - 忍海 - 近鉄御所駅
  • 66:近鉄高田駅 - 高田市駅 - 忍海 - 近鉄御所駅 - 小殿 - テクノ中央通り東 - 栄山寺口 - 五條バスセンター
  • 67:近鉄高田駅→高田市駅→忍海→近鉄御所駅→小殿→テクノ中央通り東
  • 70:五條バスセンター - 栄山寺口 - かもきみの湯 - 小殿 - 近鉄御所駅 - 忍海 - 高田市駅 - 近鉄高田駅
  • 76:五條バスセンター→栄山寺口→テクノ中央通り東→かもきみの湯→小殿→近鉄御所駅→忍海→高田市駅→近鉄高田駅
  • 163:五條バスセンター - 栄山寺口 - 小殿 - 近鉄御所駅 - 忍海

葛城登山線[編集]

葛城山へのアクセス路線で、終点では葛城山ロープウェイに接続する。ただし、ロープウェイとの接続は若干間が開くこともある。また、閑散期は2時間毎になり、ロープウェイと接続する便がない場合もある。

八木五條線[編集]

  • 161:五條バスセンター→栄山寺口→小殿→近鉄御所駅→忍海→高田市駅→アルル北→忌部→橿原市役所→八木駅
  • 164:八木駅 - 橿原市役所 - 忌部 - アルル北 - 高田市駅 - 忍海

五條西阿田線[編集]

  • 50:五條駅→五條バスセンター→栄山寺前→阿田橋(あだばし)→八田東→阿田橋→西阿田→阿田橋→栄山寺前→五條バスセンター
  • 50:五條バスセンター→栄山寺前→阿田橋→西阿田→阿田橋→八田東→阿田橋→栄山寺前→五條バスセンター→五條駅
  • 50:五條駅→五條バスセンター→栄山寺前→阿田橋→西阿田→阿田橋→八田東→阿田橋→栄山寺前→五條バスセンター→五條駅

複雑な形態をしているが、運行本数は少ない。

五條富貴線[編集]

  • 35:五條バスセンター - 五條駅 - 県立五條病院前 - 黒駒(くろま) - 田殿 - 富貴(ふき)口 - 東富貴
    • 2006年10月1日:五條町 - 二見駅 - 阪合部局前経由を改め、五條町 - 県立五条病院 - 阪合部局前にルート変更を行う。あわせて番号を36に改番する。

2006年10月から経路を変更して運行している。この結果、御蔵橋北詰 - 五條本町二丁目においては路線バスが走らなくなった。また、あわせてダイヤ改正が行われ、休日の運転がなくなっている。[2]

南大和ネオポリス線[編集]

  • 56:五條駅北口 - 田園三丁目 - 田園五丁目
  • 57:五條駅北口→田園三丁目→田園四丁目→五條駅北口
  • 58:五條駅北口 - 田園三丁目 - 田園五丁目 - 中之(なかの) - 五條バスセンター

五條西吉野線[編集]

  • 11:五條バスセンター - 五條駅 - 上柏原 - 賀名生(あのう) - 専用道城戸(じょうど)
  • 12:五條バスセンター - 五條駅 - 上柏原 - 賀名生 - 専用道城戸 - 西吉野温泉口 - 西吉野温泉
    • 2002年10月1日西日本JRバスから阪本線(五条駅 - 城戸)を移管される。その際に始発を五條バスセンターに変更し、運転区間も若干変更する。

五新線のバス代行として運行されていたJRバス阪本線が、近年のモータリゼーションの発展や過疎化により、路線廃止となり、代わりに運行を始めた路線が五條西吉野線である。

五條城戸線[編集]

  • 10:五條バスセンター - 五條駅 - 老野(おいの) - 賀名生和田 - 城戸
    • 1992年1月16日:当営業所に移管する。
    • 2008年3月31日までは「五條日裏線」として 10 : 五條バスセンター - 五條駅 - 老野 - 賀名生和田 - 城戸 - 宗川野橋 - 立川渡 - 日裏 間で運行されていた。[3]

野原循環線[編集]

  • 31:五條バスセンター→五條駅→県立五条病院前→智辯学園→五條駅→五條バスセンター
  • 32:五條バスセンター→五條駅→智辯学園→県立五条病院前→五條駅→五條バスセンター

平沼田線[編集]

  • 34:五條バスセンター - 五條駅 - 県立五條病院前 - 池芝 - 湯川 - 谷の宮 - 奥谷
    • 2006年10月1日:奥谷線(23:五條バスセンター - 一の木橋 - 奥谷)と平沼田線(30:五條バスセンター - 金剛寺 - 谷の宮)を統合し、34番の運行を開始する。[2]

2006年10月の奈良交通の県中南部における路線再編により誕生した路線である。この結果、野原土取 - 走井、上霊安寺 - 一の木は路線バスが走らなくなった。また、この再編前までは、奥谷線が1日3本、平沼田線が1日5本運行されていたが、統合に伴い、1日3本へと大幅に減少することとなったが2008年4月1日に休止になった。[3]

高速バス等[編集]

関東バスと共同運行。両社共に2階建バスも運行。

撤退・廃止路線[編集]

2006年10月の再編[編集]

奈良交通は、県北部の奈良や学園前といった駅を発着する路線バスの収入で県南部を走る路線バスを維持してきた。しかし、近鉄けいはんな線の開業に伴い、そのようなことはできる状況ではなくなり、2006年10月に大規模な路線休止や再編が行われることとなった。以下の系統が、これにより休止になった。[2]

五條野迫川線[編集]

  • 5:五條バスセンター - 五條駅 - 老野 - 賀名生和田 - 城戸 - 宗川野橋 - 天辻 - 阪本 - 野迫川今井 - 野川上村

奥谷線[編集]

  • 23:五條バスセンター - 野原 - 県立五條病院 - 上霊安寺 - 一の木橋 - 大堀口 - 奥谷

平沼田線[編集]

  • 30:五條バスセンター - 金剛寺 - 池芝 - 湯川 - 谷の宮

2009年の再編[編集]

高田平端線[編集]

  • 20:平端駅 - 額安寺口(がくあんじぐち) - 唐院(とういん)西口 - 箸尾駅 - 広陵町役場前 - 南郷市場(なんごういちば) - JR高田駅 - 近鉄高田駅
  • 21:近鉄高田駅→JR高田駅西口→南郷市場→広陵町役場前→箸尾駅→的場橋
    • 1994年4月30日:奈良交通からエヌシーバスに移管される。
    • 2006年4月1日:エヌシーバス葛城営業所廃止に伴い、奈良交通葛城営業所に移管される。
    • 2008年10月1日:20系統は平日1本、21系統は土曜1本のみの運行になる。
    • 2008年2月28日:路線廃止。[4]

車両[編集]

脚注[編集]

  1. 「近鉄高田駅・高田市駅~ダイヤモンドシティ・アルル間に定期バスを運行開始」 奈良交通、2005年6月18日
  2. 2.0 2.1 2.2 「天理上野線他15路線の休廃止に伴う路線再編等事業計画変更について」 奈良交通、2006年9月27日
  3. 3.0 3.1 「ダイヤ改正について」 奈良交通、2008年3月25日
  4. 高田平端線の廃止について 奈良交通、2009年2月13日

参考文献[編集]

  • 奈良交通編『奈良交通のあゆみ 発足50周年記念』1994年
  • 奈良交通グループホームページ「時刻・運賃・路線案内」
  • 駅すぱあとWindows用CD-ROM(2008年12月版に収録されている奈良交通の路線・運賃データは2008年3月17日現在のデータである)

関連項目[編集]

テンプレート:Bus-stub

テンプレート:けいはんなバスホールディングス

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