八柱駅

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

八柱駅(やばしらえき)は、千葉県松戸市日暮1丁目1番16号にある新京成電鉄新京成線駅番号SL05

東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線新八柱駅(しんやはしらえき)とは同一地点の別構内にある乗換駅となっている。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。第1・第2(2003年に完成)ビルが併設されており、いずれも3階で駅舎と接続している。

JR武蔵野線新八柱駅との相互乗り換えは一旦外に出る形となる。両駅舎の間は、乗り換えの人通りに合わせるような形で駅ビルが存在しているため、雨に濡れることなく移動が可能となっている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 SL 新京成線 下り 常盤平新鎌ヶ谷北習志野新津田沼京成津田沼KS 京成線方面
2 上り みのり台松戸方面

利用状況

2012年度(平成24年度)の一日平均乗降人員は44,648人であり、新京成線内では松戸駅新津田沼駅に次いで第3位である。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗車人員
2007年 22,156 [1]
2008年 22,458 [2]
2009年 22,179 [3]
2010年 22,070 [4]
2011年 21,765 [5]

歩み

駅周辺

元々の集落である日暮(ひぐらし)に立地する当駅は、開発住宅地常盤平の西端付近に位置し、駅近傍でも武蔵野線の駅開業後には住宅開発が行われている。基本的に郊外の住宅地であり、駅近傍に限っては利用客が目立つ一方、少し歩けば日中時間帯を中心に閑静な環境を保っている。ただしマンションなど集合住宅もあるため居住人口密度は高めである。

駅前広場と八柱駅第1ビル、第2ビルのほか、スーパー、飲食店、テナントビル、進学塾、総合病院などがある。

南東方へ向かう道は八柱霊園の主要参道であるため沿道に墓石店が並ぶ。

  • 北方は住宅もあるが少し進むと千駄堀の湿地帯と森林で、それの一部を開発して作られた21世紀の森と広場と森のホール21、県立西部図書館が北東方にある。この方向は集落が途切れる。
  • 東方へ向かうと常盤平さくら通りを中心とした常盤平の住宅街に入る。
  • 西方へ向かうと稔台の住宅街や県道281号線・新京成線の線路沿いを中心としてビデオレンタル店、レストラン、ペット販売店などの店舗が並んでいる。みのり台駅まではそれほど遠くなく徒歩圏内にある。
  • 2000年代に入ってからはマンション建設ラッシュが起きた。開発する土地が飽和状態になったため、駅周辺から離れた牧の原や松戸新田といった地域で「新八柱」および「八柱」を名乗ったマンションなどが建設されている。
  • 近くの「町会」(町内会の松戸市での呼び名)が、住民過多を理由に分割されている場合がある。

公共施設

行政

郵便局・銀行

医療施設

学校

  • 松戸市立常盤平第三小学校
  • 松戸市立第六中学校

その他

商業施設

駅前自転車問題

第1ビルから大体20 - 30メートル、第2ビルからはすぐのところに市営の自転車置き場があるが、平日の日中は通勤通学をする人の自転車でほぼ満車になっており、自転車置き場内では本来駐輪スペースでない枠線の外にまで定期駐輪の自転車が駐輪してある。そのため、路上駐輪が多くなっている。

松戸市当局も撤去作業や地面に駐輪禁止マークを貼って呼びかけているが、ピーク時の利用者ニーズと施設の位置・収容数のミスマッチなど対応が遅れている。

路線バス

  1. 八柱線東松戸駅 [八柱7]、紙敷車庫 [八柱4]、八柱霊園 [八柱5])
  2. 牧の原線(牧の原団地 [八柱1])
  3. 小金原団地線(小金原団地循環 [八柱8]、バス案内所 [八柱9]、北小金駅 [小金7])

名前の由来

本駅はやばしらと読むが、乗換駅である武蔵野線の新八柱駅はしんやはしらと読む。駅名は、この駅付近より南方に広がる地域の旧村名 東葛飾郡八柱村(1938年に現在の松戸駅周辺である旧・松戸町に編入のため廃村)に由来する。「八柱」とは、八柱村が8つの村(集落)が柱となって合同して造った村という意から。ちなみに、現在の駅がある場所は、旧八柱村ではなくその北に広がっていた旧高木村(ちなみにこちらは小金城城主・高城氏にちなんだもの)の地にある。

隣の駅

新京成電鉄
SL 新京成線
みのり台駅 (SL04) - 八柱駅 (SL05) - 常盤平駅 (SL06)

脚注

関連項目

外部リンク